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災害とペットの同行避難

11月2日からの連休に、大学の同期会があって千葉の鴨川に行ってきました。

外房線の電車に乗るのは初めてで、山と海岸に挟まれたわずかな土地にへばりつくように街並みが続いていました。

9月の台風15号と10月の台風19号の影響なのか、未だにブルーシートがかかった家が散見されました。

地震、台風、洪水などの災害のたびに、ペット達はどんな状況にあるのか心配になります。

中越地震と中越沖地震の際には、それぞれ小千谷と柏崎に獣医師会の動物ボランティアとして派遣され、被災動物の保護に当たりました。

その時に学んだ被災動物保護のノウハウを、東日本大震災でペットと一緒に新潟に避難してきた被災者支援に役立てることができました。

新潟市では、獣医師会、動物愛護センター、動物愛護協会、新潟動物ネットワークなどが協力して、新潟が災害に遭遇したときのためにマニュアルを作成して、市内4カ所にペットを受け入れる避難所を設定しています。

しかし、避難所に受け入れてもらっても、ケージに入ることに慣れていなかったり、吠えて他の飼い主に迷惑をかけたりしては、避難所生活を送ることはできません。そのためには日頃からのしつけが大切です。

同行避難について、環境省のホームページに詳細が載っていますのでご覧になってください。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a.html

終わりに、鴨川シーワールドのシャチとベルーガの動画を見てください。

 

 

 

 

獣医師 西山栄一

 

 

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